人気漫画「チェンソーマン」2巻のレビューを集めてみました。
「ファイアパンチと同様に
1話の完成度が滅茶苦茶高かった本作。
1巻はその面白さを上手くキープしつつ、
次回が気になる良い引きで終わった。
私は個人的に大好きなのですが、
同著者のファイアパンチは途中で
脱落していった人も多かった印象。
しかし、そんな人も安心してほしい。
今作は2巻もとても読みやすく、
そして右肩上がりに面白い。
何が起きているのか分かりやすく、えげつない画力で爽快感のあるコウモリ戦。」
「コウモリ撃退。悪魔との契約の話。念願の乳揉み。銃の悪魔の話から、無限ループの部屋へ。デンジを捧げよで次巻に続く。/ 相手の心を理解するのは難しい事だから 最初はじっくり手を観察してみて(p.98)悪魔が恐れるデビルハンターは(略)頭のネジがぶっ飛んでるヤツ(p.180)」
「デンジは明確な目標が持てない人間だけど、それでも全力で生きようと足掻きます。特にヒルの悪魔とのやり取りは、子供の煽り言葉みたいで可愛げがあります。このやり取りには、ハッとさせられました。
それに夢がないデンジの辛さは、私はよく分かる。私も子供の頃は全く夢がもてない人間だったし、将来なりたい職業を聞かれるのが物凄く嫌だったので。
後、今巻では、いよいよ物語の核心となる悪魔の存在が明かされます。名前だけの登場ですが、マキマさんの口から、そのとんでもない戦闘力が明かされます。
また銃の悪魔の強力さが、ある人物の過去と重ね合せて描写されているのは、上手いと思いました。銃の悪魔は災害のように個人の生活を消し去っていく巨大で途方もない存在だということが、上手く描かれています。
そして物語がスケールアップすると同時に、公安4課のメンバーも勢揃いし、一気にキャラが増えました。全員揃って上手くキャラが立っていますが、姫野はとことん性格が壊れた人物のようです。しかし善人なのも、間違いなさそうです。
性格の壊れた善人という、一筋縄ではいかない業の深いキャラです。」
「こ、これ… すごく面白い!!!! 独特な間の取り方と暗くならないキャラクターとマキマさん始め女キャラすごくツボだわ!」
ぜひ読んでみてね!